外資系転職ってどうなの?外資系企業は「合う人」と「合わない人」がハッキリと分かれる

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ゴンです。

僕は3社目に経験した会社が外資系企業でした。本社はアメリカです。本国の企業の日本法人へ勤めていました。

しかし、在籍期間はたったの3カ月間です。僕にとっては転職大失敗エピソードで、転職後のミスマッチを払拭することができず結果的に再転職することになります。

この在籍期間の短さゆえに誰がどう考えても「外資系企業とはこんな場所だ」と偉そうに語る資格もないはずですが・・・僕自身は体質的に外資系企業とは「合わなかった人」とも言えるので、そんな僕が実際に入社して感じた外資系企業というものを書いてみようと思いました。

この記事が外資系企業へ興味を持ち、就職や転職を検討している人の参考になれば幸いです。

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外資系企業とは

まず、最初に前提になりますが、外資系企業と言っても日本にありますので本国の親会社とは区別して考えなければなりません。

結局、日本にある外資系企業は本国の日本法人であり、就業場所は海外ではなく日本になります。

外資系企業は日本の法律(会社法)の定めに従い、通常の企業と同様に扱われます。

もしも「外国で働いてみたい!」と思うようならば、外資系企業ではなく、本国へ行き、その本国で現地採用されることが一番の近道です。

実際に入社してみて感じた外資系企業の特徴

もちろん一口に外資系企業と言っても千差万別です。

それでも一般的な日系企業とは考え方や企業風土が異り、その部分はほとんどの外資系企業に共通しているものだと考えています。

人の入れ替わりが激しい

僕が勤めていた企業は日本法人でも1000名を超える規模のところでしたが、毎月のように人が辞めて、新しい人が入社するような環境でした。

人材の流動性の程度というのは、企業ごと異なると思いますが、日系企業と比較すると総じて外資系企業は人の入れ替わりが激しいと思います。

現職でお世話になっている外資系企業では、営業社員が入社してもすぐに辞めていくので担当者が変わり過ぎて、ついには誰が担当者なのか分からなくなりました。

辞めていく人も外資系企業での在籍期間が長くなってくると、また次も同じ業界内の外資系企業を選ぶ傾向があります。一度、外資系企業でキャリアを積んでいくと、日系には戻れず、外資系企業を転々とするイメージです。

僕が在籍した企業でも、かつてはライバル企業に勤めていた方が何人もいましたし、ライバル企業へ転職していく人もいました。

職種別採用で専門性が高い

外資系企業では職種や役割ごとに人を採用します。

だから、外資系企業に入ると自分自身に肩書きが付きます。僕の場合、技術系でしたので「アプリケーションスペシャリスト」という肩書きがありました。

このあたり多くの日系企業とは考え方が異なるように思います。総合職という考え方がありません。

また、外資系企業では所謂「ジョブローテーション」は行われず、自分から会社へ申し出をしない限り、同じ職種でキャリアと専門性を磨いていきます。

一人一人の仕事上の役割がはっきりと区別されている分、働きやすいと感じる人もいることは確かですが、たくさんの業務を経験しながら成長したいと考える人には向かない環境かもしれません。

転職で入社をする場合、つまりは「専門家」として入社する訳です。入社後に先輩から丁寧に教えてもらおうなんていう甘い考えは通用しません。

入社したら、自分で考えて行動しなければならず、必要な知識も自分から得ていくことになります。

雇用が保証されていない

外資系企業の大きな特徴だと思います。僕が在籍した企業の最終面接で面接官に「雇用が不安定なところが外資系企業で働く上でのリスク」と釘を刺されたことを覚えています。

外資系企業は、不採算部門(赤字部門)は何の前触れもなく事業を撤退したり、他社へ事業を売却することがあります。外資系企業に勤めていて(運が悪いと)その影響を受けて、ある日突然、その部門ごと、仕事がなくなるというリスクがあります。

もしも日系企業で同じ状況になったら、日系企業は優しいので何とか危機を乗り越えようと努力すると思いますし、最悪の場合、同じ企業内で別の部門へ配置転換するなどして何とか雇用だけは守ろうと努力してくれると思いますが、外資系企業はそこはドライです。

僕が在籍していた企業でも、過去にあった事業の売却でライバル企業へ転籍になった人もいましたし、同じタイミングで中途入社した人の中にはライバル企業で事業撤退に見舞われて転職を余儀なくされた人がいました。

チームよりも個人重視の風土

外資系企業の風土は、チームで協力して成果を出す、という仕事の進め方を好む人には働きづらい職場かもしれません。

チームワークを大切にして働くというよりも、個人個人が裁量を持って目標を達成するために行動を繰り返していくという働き方が色濃くあると感じました。

やはりそのような風土となる背景には外資系企業でよく見かけるインセンティブの存在が大きいと思います。

インセンティブの存在

外資系企業は基本的に成果主義です。

日系企業と同じように通常の給与体系はありますが、それ以外に「インセンティブ」という賞与の仕組みが付与されています。

インセンティブでは、個人の目標に対する達成率に応じて特別な賞与が支払われます。プロ野球選手の年俸でいう「年俸1千万円、プラス出来高」の「出来高」の部分がインセンティブと考えると分かりやすいと思います。

出来高なので、目標を達成できなければ0円となることもありますし、会社が期待する以上の成果を出したのであれば対価として多額なインセンティブを受け取ることが出来ます。

インセンティブの仕組みは日系企業でもないわけではありませんが、ごく少数です。ちなみに、僕が在籍した外資系企業では「軽自動車が新車で2、3台買えるくらい貰った」と話す人もいました。

地味な日系企業とは異なり、派手なインセンティブがあるのも外資系企業らしさです。

このインセンティブ賞与を受け取るために仕事をしている人は実は多いです。

多様で個性的な人たち

外資系企業では多様な働き方を重視する傾向があります。

人材も多様です。外国人はもちろんいますし、個性的な人も多いです。

日系企業には絶対にいないであろう髪型をした人、西部劇に出てきそうな服装を身にまとった人などはほんの一部です。

出世するにも限界がある

外資系企業でも日本法人の場合、社長をはじめとした経営陣は本国からの出向で来ている外国人がほとんどです。

そのため、外資系企業で出世したいと思っても限界を感じてしまうかもしれません。

外資系企業で出世をしたいのであれば、発言力を高めることが絶対に必要です。

物怖じすることなく堂々と自分の考えや意見を言える人は外資系企業でもやっていける人だと思います。

反対に、周りのことを気にして全体調和を考えてしまうような人は難しいように感じます。

潤沢な経費が使える

外資系企業では使える経費が潤沢です。

日系企業はケチなところがほとんどですが、それと比べたら比べ物にならないほど多額な経費を使わせてもらいました。

しかし、その分、仕事における本国からの要求は高いので、それを達成してこそ、使えることが出来る経費ということは忘れてはならないかもしれません。

英語は抵抗がなければ問題ない

外資系企業でも、P&Gのように社内公用語が英語という場合は英語が出来なければ仕事になりませんが、ほとんどの場合、日本法人なので英語よりも日本語を使うことが多いです。

中途採用の求人にTOEIC700程度など具体的に書かれていて、そのレベルになかったとしても書類選考は通過します。

入社時の英語力よりも、もっと大切なことは「英語に対して抵抗がないこと」です。

入社をすれば、本国のスタッフと嫌でもメールでのやり取りやテレビ会議などでコミュニケーションを図ります。入社時に英語が出来ればそれに越したことはありませんが、抵抗がないことが基本条件としては必要なのです。

僕も昔とある外資系製薬企業の面接を受けた時に面接官から言われ言葉があり、今でもよく覚えています。

それは「35歳までは英語力は問わない」という言葉でした。外資系企業に入社してから嫌でも英語に触れるので、英語はそのうち身に付くというのが本質的な考えです。入社時点で英語の試験を課す企業もありますが、出来なくても問題ないことが多いです。

就業場所が海外ではなく日本なので、日本の顧客に対して日本語を使って成果を出せる人が求められます。

35歳を超えてくると若年者と比べて本国と連絡を取る機会も格段に増えるので、入社時に即戦力としてはそれなりの英語力が求められることにはなります。

まとめ

いかがでしたか。

僕の経験した外資系企業を中心に日系企業にはない特徴を幾つかピックアップしてご紹介しました。

結論を言えば、タイトルの通りであって、外資系企業は合う人、合わない人がハッキリ分かれるところだと思います。

そのあたり、これから就職や転職で外資系企業を受けてみようと考えている方の参考になれば幸いです。

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