こんにちは、Gonです!
2025年2月2日、ついに我が家に新しい家族の車がやってきました。
トヨタのファミリーカー、「シエンタ」です。

2024年10月27日に契約し、納車まで約3ヵ月待ちました。
今回は、なぜシエンタを選んだのか、どのグレードや装備を選んだのか、さらに実際に使ってみて感じたおすすめポイントと少し後悔している点まで、購入したシエンタのことをお伝えします!
子育て世代で車選びに迷っている方、シエンタにしようか、フリードにしようか苦渋の選択を迫られている方、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
きっと参考になるはずです!
なぜシエンタを選んだのか?
車を替えるきっかけ
正直言うと、こんなに早く車を買い替えるとは思っていませんでした。
前に乗っていた車はスバルXVで、2020年に新車で購入してからまだ4年しか経っていません。

でもある日、妻が何気なく「スライドドアがあると便利だよね」と言った一言がきっかけで、我が家の車探しが始まりました。
最初は冗談半分で「中古のミニバンでも探してみる?」なんて話していたのですが、中古車は状態や価格がバラバラで、遠方だと実車確認も難しいですよね。はっきり言ってしまうと、選び方が分からない!ということです。
それならいっそ新車にしよう!ということでYouTubeで色々な車を調べ始めました。
シエンタとの出会い
調べているうちに目に留まったのが「新型シエンタ」です。
正直、それまでは「シエンタ」という車があることは知っているレベルで、2022年にフルモデルチェンジしていたことさえ知りませんでした。
でも、新型シエンタの存在を意識してからは街中でよく見かけることに気付き、「シエンタ、意外といいかも?」と思えてきたので、すぐに近所のトヨタディーラーで試乗予約しました。
結果として、XVの下取りが4年落ち、7万kmオーバーでも約170万円くらい付いたので、思い切って乗り換えることにしました!
後で紹介したいと思いますが、シエンタは子育て世代にとっては魅力がたくさんあります。今回は運転が苦手な妻も「これなら私も運転できそう」と、その一言もシエンタを選ぶ決め手の一つでした。
選んだグレードと装備
選んだグレード
シエンタにはX、G、Zという3つのグレードがあります。
我が家が選んだのは最上位グレードのZハイブリッドの7人乗りです。色は人気色のアーバンカーキで、内装色はカーキをチョイスしました。
このグレードを選んだ理由は、次の通りです。グレードについては、妥協せずにZを選んで良かったと思います。
- ガソリン代が今後も高騰することを考え、少しでも燃費の良いハイブリッドを選んだ
- トヨタの世界的なハイブリッド技術を一度くらいは体感してみたい
- Gグレードよりも装備が充実し、コスパに優れていると思った
選んだ装備と総額
詳しくは別の記事で紹介したいと思いますが、選んだ装備(オプション)を紹介します。
【メーカーオプション(MOP)】
- ETC2.0ユニット+ドライブレコーダー(前方+後方)
- ファンツールパッケージ
【ディーラーオプション(DOP)】
- LEDフォグランプ(ブラック)
- ギアセット(山吹イエロー)
- フロアマット ベーシックタイプ
- ガラスコーディング
- 断熱効果フィルム シルフィード
DOPは納車後でも装着可能ですが、MOPは一度オーダーを入れてしまうと変更することができません。MOPの選択は慎重に、迷ったら選ぶことが鉄則だと思いますが、我が家はほとんど付けませんでした。
というのも、シエンタは2024年5月に一部改良を受けて、欲しい装備が標準化されたので、パノラミックビューモニターや10.5インチディスプレイオーディオは標準です。
後で紹介したいと思いますが、もし今、契約前に戻れるとすれば・・・この2つのMOPは装着すると思います。
- トヨタ チームメイト アドバンストパーク
- アクセサリーコンセント(AC100V 1500W)
あとは、ディラーでリアとサイドのガラス面にシルフィードを施工するくらいなら、コンフォートパッケージを装着し、IRガラスへの変更だけでなく、ステアリングヒーターの恩恵を受けたいです。冬場の朝方とか、シエンタのステアリングは手が凍りつくほどに冷えていて、とても冷たいです・・・
実際に使ってみて感じたおすすめポイント
シエンタに乗り換えて感じた子育て世代におすすめのポイントを紹介します。
スライドドアで毎朝のストレスから解放
我が家には保育園に通う娘たち(5歳と2歳)がいます。
平日、妻は朝早く家を出るため、私が娘たちの身支度をして保育園まで送っていくのが毎朝の日課のはずですが、いつもバタバタです。
XVの時は、娘たちの準備ができたら自宅の車庫から車を出して、玄関前に寄せて、娘たちを車に乗せたら保育園へ向かうという流れでした。子供だけで車に乗ろうとした場合に駐車場でドアを開ける際に壁にぶつける心配がありました。
子どもたちには自分で乗り降りさせることができず、それが毎朝プチストレスでした・・・。
でも、シエンタの電動スライドドアのおかげでその悩みが一気に解消しました!簡単なボタン操作で開けることができるので、娘たちだけでも乗車することができます。さらに、コンパクトだけどミニバンなので昇降口の間口も広く乗り降りも楽ちんです。
子育てしていると、やはりスライドドアが重宝します。スライドドアなら狭い駐車場でも安心ですし、子どもにとっても「自分の力」で自由に乗り降りできることが嬉しいようです。
これは朝だけに限らず、家族で買い物に出かけた時も同じで、スーパーやショッピングモールの駐車場で子どもがドアを開けたときに隣の車にぶつけてしまうリスクを低減できます。
コンパクトだけど車内は広々
シエンタは5ナンバーサイズです。
全長は4,260mm、全幅は1,695mm、全高は1,695mmのコンパクトミニバンですが、その室内空間は驚くほど広々しています。
前に乗っていたスバルXVは全高が1,575mmですが、シエンタはそれよりも約15cm高く、その差が室内空間として大きく感じられている要因かも知れません。
5歳の娘が車の中で立っても天井に頭がつかないし、運転席と2列目がウォークスルーになっているので車内の移動も楽になりました。
また、3列目のシートは大人には少し窮屈ですが、小さな子どもには十分なスペースです。3列目を使わない時は2列目のシート下にダイブインで収納できるためラゲッジスペースを広く取ることができます。
もちろんベビーカーや子ども用自転車も余裕で積むことができます。
燃費性能も◎
前に乗っていたスバルXVの燃費はリッター10kg未満でした。燃費が悪いので、ガソリンスタンドばかり寄っていました。
今はガソリン代は高騰を続けているし、政府の政策にも期待を持てない・・・通勤や生活の足として頻繁に使う車だからこそ、燃費性能は高い方が経済的でいいです。
シエンタのハイブリッドならカタログ燃費がリッター28km(WLTCモード)です。
さすがに街乗りだとリッター28kmも出ませんが、20km近くは出ているので経済的です。だって、燃費が2倍以上に上がったんですからね。
我が家のシエンタは、まだ納車されたばかりなので燃費についても今後紹介したいと思います。
シエンタのちょっと後悔ポイント
おおむね満足しているシエンタですが、やはり後悔したポイントもあるので紹介します。
乗り心地が普通
ファミリーカーであるシエンタに乗り心地を求めてはいけないことは分かっていますが、シエンタの乗り心地は普通です。
Zグレードの場合、定価は税込みで300万円オーバーの車ですが、高級車やスポーティーな乗り心地を求めてはダメです。
シエンタを試乗した後に、ホンダディーラーで新型フリードのクロスターを試乗させてもらいましたが、乗り心地を求めるならシエンタを選ぶと後悔するので、フリードを買ってください。その代わり、シエンタよりも70万くらい高くなります。
実際に私も新型フリードにも試乗しましたし、Youtubeやブログなどで比較レビューされている方も多いですが、シエンタの走りはホンダのフリードと比較すると乗り心地や静粛性では劣ります。
私は車についてはド素人なのですが、そんな私でも気付くくらい、シエンタはロードノイズや振動を拾いやすい気がします。参考までにタイヤは純正タイヤでエナセーブを履いています。
ただ、その車に乗っていれば音や感覚も慣れてくるので、よっぽど神経質な方以外は気にしなくていいレベルだと思います。
ぜひ試乗をして、自分の目で確かめみてください。
カメラ画質の粗すぎる
一部改良でZグレードにはパノラミックビューモニターが標準装備されました。
ですが、そのカメラ性能や画質の粗さは正直残念でなりません。標準装備のカメラは30万画素のようです。
特に夜間はカメラの視認性が極端に低下します。障害物がぼやけて見えることもしばしばで、逆に危険なレベルかもしれません。
これには少しがっかりしてしまいました。

カメラの画質を向上させるには、「トヨタ チームメイト アドバンストパーク」というMOPをつけるしか有りません(Zグレードのみ、MOPとして設定)。
このオプションを追加すれば、自動で駐車する機能も付きますし、パノラミックビューモニターのカメラ性能は通常の30万画素から120万画素になり、4倍向上するようです。
シエンタの場合、このオプションの追加に約6万円ほどかかりますが、長く乗ろうと考えている人は絶対に付けるべきです。
これはおすすめです。私は契約後にカメラ性能に差があることを知り、MOPを付けるべきだったと本当に後悔しています。
アーバンカーキが人気すぎる
シエンタの色は、人によって好みが分かれるところですが、我が家が選んだのは人気色の一つである「アーバンカーキ」です。
RAV4で使われている色で、アウトドア感を感じさせる落ち着いた流行りのアースカラーです。
しかし、この「アーバンカーキ」、実際に街中で走っているシエンタを見ると、驚くほど多いことに気付きます。そもそもシエンタ自体が月間9000台以上売れているそうなので、登録車数の母数も他の車よりも多いのもあると思います。
家の近所にもシエンタがざっと10台ほど停まっていますが、そのうち7割以上がアーバンカーキ・・・局所的に超人気色となっています。
正直、契約する時はアウトドア感を出したかったし、リセールバリューも良さそうだと思って選びました。でも、いざ納車されてみると、あまりにも周りと被りすぎていて少し後悔しています。
ダークグレーとも迷っていたので、そのダークグレーとアーバンカーキのツートンを選択したら、もう少し個性を出すことができたかなと思います。
まとめ:シエンタはファミリーカーの極みです
シエンタは使い勝手がよく、運転もしやすいおすすめの車です。
シエンタのおかげで毎日の生活が格段に快適になりました。特にスライドドアや広々空間など子育て世代には嬉しいポイントばかりです。
新型フリードと比べると走りは劣りますし、後悔ポイントもありますが、買って良かったとは思います。
これからファミリーカーを検討している方にはぜひおすすめです。