大手企業が中途採用する時は、まず「〇〇」を見る!

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日本の企業の内訳を見てみると、大企業は全体の0.3%しかありません。残りの99.7%は中小企業他、ベンチャー企業、零細企業です(経済産業省・中小企業白書より)。

その大企業のなかでも各業界で高いシェアを持っている企業を「大手企業」と呼んだりします。

今回は大手企業への転職について考えてみます。

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大手企業でチャンスが拡大している

ここ何年かの間、大手企業の業容が変化し、より多角化していることは言うまでもないと思いますが、沢山の大手企業が業界の壁を越えて新事業へ積極的に参入しています。トヨタ自動車(自動車業界)×農業旭硝子(硝子業界)×バイオ医薬品ニコン(精密機器業界)×再生医療などが良い例です。

この状況は今後も変わらず、続いていくと思います。大手企業も既存事業(本業)だけでは成長が鈍化していて、その活路を見いだすことも難しくなっている背景があります。よって、今後も多角化は進むと考えています。

従って、今後、大手企業ではこれまで自社にいなかったような人材、社内にないノウハウを持った人材が求められます。転職希望者にとって大手企業はチャンスなのです。

大手企業に勤めるメリット

大手企業で勤めることのメリットを整理してみます。

一般論ですが、大手企業は給料が高く、ボーナスの支給額も高いです。昇給すれば課長クラスで年収1000万という企業も多いです。中小企業ではそこまで上がることはあまりありません。

この他にも、住宅手当や家族手当などの補助、カフェテリアプラン、リゾート地の利用などの福利厚生面も手厚いです。特に、独身一人暮らしの場合は住宅手当が手厚いと収入における住居費用が抑えられるので大きなメリットです。

仕事という切り口で見ても、その企業規模ゆえ、取り扱える金額や業務範囲も広く、大きく、社会に対しても影響力があるやりがいのある業務に携われるかもしれません。

会社都合で地方への転勤などデメリットもありますが、働く場所としては大手企業はいい場所だと思います。

大手企業から内定を受けるために

ここからが本題です。

では、そんな大手企業へ転職で入るためには何がポイントになるでしょうか。大手企業が中途採用をする際、応募者を最初に見るポイントがあるので紹介します。

大手企業を受けようと思う人は、それを理解し、場合によっては受け入れる必要があります。

大手企業は「転職回数=経験社数」を見る

転職において転職回数、すなわち「何社の経験があるか」は採否に関わる重要なファクターになります。

通常はこれが年齢に対して多いか、少ないかで判断されますが、特に大手企業の場合、転職回数が少なく、経歴が綺麗な人を好む傾向が強いです

同じようなキャリア、職務経験を持った人がいたら大手企業は転職経験が少ない人を選びます。これには2つの理由があると思っています。

①大手企業は古臭い

大手企業はまだまだ古臭い考えが浸透しています。

僕が大手からベンチャーへ移った時にその社風というか、会社組織の考え方そのもの差に驚きました。大手は堅苦しく、柔軟性に欠ける印象があり、ベンチャーとは明らかに違いました。

そういう古臭い伝統を重んじるところが大手企業にはあって、なかなか抜けないからかなと思っています。

②転職する人の気持ちが分からない

大手企業のなかの人のことを考えてみます。

待遇も良い、福利厚生も良い。少しくらいの不満はあるかもしれませんが、退職に至るまでの人が少ないです。それでも、今の若い20代の人は大手であっても関係なく「転職」していく人も多いですが、今の大手企業の人事の偉い人達というのは新卒生え抜きでずっとその企業一筋にキャリアを積んできた人たちでしょうから「転職」について詳しく知りません。

自分自身が「転職」を考えたことがなければ「転職していく人」の気持ちも分からないと思います。転職の機会をうまく活用してキャリアアップをしてきた人の気持ちが分からないのです。

大手企業は「在籍期間」を見る

転職回数と並んで見るのが「在籍期間」です。転職では在籍期間の長さはキャリアの質とも関連があります。

その職種を経験していることは大切ですが、何年の経験があるかがさらに重要です。経験年数が長ければ、そのなかで成功経験だけでなく失敗経験も持っていると予想できるので即戦力となります。

こうした豊かな経験というのは、1年や2年という短期間では作れないのが一般的な考え方です(勿論、例外もあります)。

在籍期間が短い人は大手企業では見向きもされません。「経験不足」という判定になってお見送りです。

「転職回数」と「在籍期間」が隠れ要件になっていることも

以上の話から、大手企業の選考で転職回数と在籍期間が隠れ要件となっているという話です。

大手企業が中途採用で求人を募集する場合、一つの企業でその職種を長く経験して、成功経験も失敗経験も万遍なくしている人をなるべく求めています。育てるというよりかは「即戦力」です。

転職エージェントのコンサルタントからも聞いたことがありますが、日系の伝統ある大手企業の場合は体裁面の要件が合わない場合はそれでお見送りする場合があるというのです。

大手企業の書類選考が全く通らないと嘆く人は、ひょっとすると転職回数と在籍期間で足切りとなっている可能性があります。

年齢の割に転職回数が多い人はどうする?

僕のように年齢の割に転職回数が多いと、1回の在籍期間が3年未満ということが多いと思います。

転職エージェントのコンサルタントの何人かの方にも言われましたが、僕のように20代で3回の転職経験があると大手企業はなかなか見向きもしてくれません。

20代という若さは魅力でも、同じように20代で転職経験がない候補者がいたら企業は迷わずにその人を採ります。もっとキャリアを積み上げて40代にでもなれば状況は変わると思いますが、若いうちは転職回数が多いと明らかに不利です。

転職回数が多いということは、その転職にどんな正当な理由があったとしても「入社してもすぐに辞めてしまう(辞めることに抵抗がない=育てても無駄になるリスクがある)」と思われてしまうのです。

こればかりはどういう言い訳もできません。その企業の考えも客観的には正しいわけですから仕方がありません。

大手企業へ行きたい人のための戦法 

どうしても大手企業へ行きたい人のために有効な戦法をお伝えします。

露骨すぎるかもしれませんが、やはり「数打てば当たる戦法」しかありません。

結局、大手企業でも会社によって考え方は異なるので、応募する企業を増やせばどこかで引っかかるかもしれません。

最後に

何だか、ここ数年の間に大手企業の価値が崩れていっているような気がします。僕が就職活動をしていた2010年代前半は大手企業の人気は凄まじかったです。AIなどの新技術の台頭や働き方に対する世間の考え方も変わってきたからかもしれません。

僕自身、大手企業やベンチャー企業、外資系企業を渡り歩いてきましたが、確かに大手企業は社風が古臭く、なんやかんやで年功序列型で若い人からしたら面白くないかもしれません。

しかし、大手企業には大手企業でしかできない業務もあって、影響力のある仕事ができるのは魅力です。キャリアの方向性を企業に任せる新卒とは違って、転職の場合は自分のキャリアを軸に企業選びをしたらいいわけですから、これからは大手企業にこだわる必要もないのではと思っています。

とはいえ、これから大手企業への転職はチャンスが広がっていくと思います!

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