子供が生まれる前は平均2カ月に1回くらいのペースで妻と一緒に映画館で映画を観てきました。話題作を中心に、話題にならない作品まで幅広くって感じです。
赤ちゃんがいる今は「子供を預けることが出来なければ妻と映画を映画館で観ることはしばらくお預けかなあ」と諦めかけていたのです。だからこそ、この記事は個人的大ニュースなのです。
さて、上映中の映画館は私語が一切許されない「静寂な場所」であり、上映中は皆が作品に集中します。映画館は「子供を連れて行ける場所」とは対立するような場所です。
今回、赤ちゃん連れでも入れる映画館はないか、と調べてみたところ「東宝シネマズ(TOHO CINEMAS)」のママズクラブシアターならば赤ちゃんと一緒に入れることが分かりましたのでご報告します!
ママズクラブシアターについて
赤ちゃんと一緒に入れるママズクラブシアターについて説明します。
実施場所と実施日
やっぱり気になるのが実施場所と実施日です。
近所の東宝シネマズでも赤ちゃんを連れて入れるのでしょうか。また、いつ行けば赤ちゃんと一緒に映画が観れるのでしょうか。
詳しくは、東宝シネマズの公式サイトから確認できますが、ママズクラブシアターはすべての東宝シネマズで毎日実施しているわけではなく、毎月1~2回、木曜日(平日)と実施日が決められています(※ 劇場によって頻度は異なります。)。
実施作品
残念なことかもしれませんが、すべての上映作品で実施されるわけではありません。
毎月、対象となる実施作品と実施される劇場が割り当てられて開催日が決まります。今月にどの作品がどの映画館でいつ開催されるかは公式サイトから確認できます。
話題作が実施作品に選ばれやすいという特徴があります。
ママズクラブシアターのコンセプト
コンセプト①:赤ちゃんが泣いても、おしゃべりしてもお互い様
普通の映画館に赤ちゃんを連れて入れない理由は「泣くから」です。実際に上映中に泣くかどうかは確かめてみないと分かりませんが、上映時間2時間もあればほぼ間違いなく泣くと思います。
普通の映画館では、他のお客さんのことが気になってしまい、我が子の様子や映画にも集中できません。
ママズクラブシアターで映画を観るお客さんは皆、赤ちゃんを連れて入ってきます。
そこにいる人が「子供が泣いてもお互い様だよ!一緒に映画を楽しもうよ!」という理解を持っているので赤ちゃんと一緒に映画を気兼ねなく楽しむことができます。
ママズという名前ですが、もちろんパパでも入ることができます。
コンセプト②:赤ちゃんにやさしい環境
ママズクラブシアターには赤ちゃんにやさしい環境が整っています。
- 親同士の会話はNGなので映画にも集中できる!
- 照明は通常の上映よりも明るめなので我が子の様子を見ながら映画が観れる!
- 赤ちゃん向けのチャイルドシートが用意されている!
- 暑いや寒い、赤ちゃんがぐずった時には空調を調整してくれる!
- 上映中、赤ちゃんが泣きだした時は周りを気にせずあやしてOK!
- 何かあった時は係員に相談もできる!
普通の映画館とは違って、赤ちゃんにも、お母さん・お父さんにもやさしい環境であることが分かります。
まとめ
東宝シネマズのママズクラブシアターは実施日、実施場所、実施作品は限定されてはいますが、赤ちゃんがいても映画を楽しみたい!という映画好きの心を掴んだサービスかと思います。
土日に開催していない点、全ての東宝シネマズで実施されていない点、全ての作品が実施対象ではない点は残念ではありますが、赤ちゃんを一緒に連れて行けない映画館ばかりなのに、こうやって赤ちゃんと一緒に映画を観れる環境を整備している東宝シネマズの姿勢には惹かれました!
同じように子育てをしている人もたまには映画でも観て、ガス抜きされるのもいいと思います。
僕も今度チビゴンちゃんを連れて一緒に行ってみたいと思います!