育児するならば狭い部屋より広い2LDK以上の部屋へ引っ越すべき理由

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ちょうど子供が生まれる2週間前、たったの37平米の1LDKから53平米の2LDKへ引越しました。

ゴン家の場合、最後の最後まで引っ越しをしようかどうか迷ってしまい、決断が遅くなりましたが、子供が生まれた今、振り返ると広い部屋へ引っ越して良かったと思います。

その経験をもとに子育てに向いている部屋の条件をまとめました。

今後、子供が生まれる予定の人で引っ越そうかどうか迷われている人の参考になれば幸いです。

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広い2LDK以上の部屋が良い理由

気にすべきは間取りではないが…

1LDKだから子育てに不向きと思って引っ越しましたが、実際はそうとも言えません。

間取りというのは部屋の種類とその数を表しているに過ぎず、間取りだけの情報では広さは分かりません。

同じ1LDKでも40平米の狭い1LDKもあれば、60平米以上の広めの1LDKがあるように、後者の60平米を超える広さの1LDKであれば子育てにも十分対応ができる広さだと思います。

子供が生まれると単純にスペース(広さ)の確保が必要になります。

  1. 子供が寝るスペースがあるか(子供は寝るのが仕事です)
  2. 授乳やおむつ交換をするスペースがあるか(1日に何回もします)
  3. 子供用グッズ(服やおもちゃ、ベビーカーなど)を置くスペースが取れるか(子供用グッズは意外と多いです)
  4. 子供が安全に活動できるスペースがあるか(子供の成長は早いです)

3番と4番は出産直後というよりも、少し経ってからかもしれませんが、出産直後に部屋が狭くなったからと引っ越すのはもっと大変です。子供がある程度成長したことを見越した部屋の広さが必要だと思いました。

子供のスペースの他に、夫婦の生活スペースも必要です。そのスペースが無いようであれば出産前に広い部屋への引越しを検討すべきだと思います。

実際、どのくらいの広さが必要か

夫婦2人、子供1人の部屋の場合、どのくらいの広さがあれば十分でしょうか。

実は国土交通省の「住生活基本計画」というガイドラインを出していて、そこで豊かな住生活の実現のため、世帯人数に応じて多様なライフスタイルに対応するのに必要とされる住宅面積の基準を定めています。

計算式は次の通りです。

都市に居住の場合単身者:40 m2
2人以上の世帯:20 m2×世帯人数+15 m2
都市の郊外または
都市以外の一般地域に居住の場合
単身者:55 m2
2人以上の世帯:25 m2×世帯人数+25 m2

10歳未満の子供は3歳未満/0.25人、3~6歳/0.5人、6~10歳/0.75人でカウントします。つまり、都市部に夫婦2人、生後間もない子供1人の家族では世帯数は2.25人となり、都市部では60 m2は必要な計算となります。

ゴン家に当てはめると、37平米の1LDKはおろか、53平米の2LDKでも足りません!37平米の1LDKは子育てどころか、夫婦が2人で住むにもかなり手狭ということになります。

間取りは部屋の使い分けを決める

部屋は広いに越したことはありませんが、ただ広いだけでは使い方が難しくなります。

広い1LDKとその同じ広さの2LDKはどちらが使い易いですか?

部屋の数が多いと管理が大変ですが、部屋の使い分けができるため、同じ広さで子育てをするのであれば2LDK以上が良いです。

1LDKではリビング・ダイニング・キッチン以外にもう1部屋ありますが、そこは夫婦の寝室として使うでしょう。この中で、子供のスペースとして確保できるのはリビングか寝室です。寝室も広ければいいのでしょうが、部屋の隅の一角を子供用スペースにすることが考えられます。

そこで2LDK以上の間取りであれば、もう1部屋は使える部屋が増えます。その1部屋を子供部屋として使えば色々と便利です。

また、子供が生まれると意外と来客が増えます。

親戚・友人がお祝いを持って自宅へ子供を見に来てくれることもあるのです。そんな時にも間取りが2LDK以上であれば、寝室はプライベート空間として締め切り、隠すことが可能です。部屋の掃除や不要な物は寝室へ置いておけば、来客が来るからと慌てることも減ります。

結局、60平米以上の2LDK以上が最強

これまでのデータなどまとめると、60平米以上の2LDKがあれば子育てする部屋の環境としては100点満点となります。

2LDK以上の部屋のデメリット

2LDK以上はコスト高になる

都市部では間取りが2LDK以上の部屋となると家賃相場が上がります。

首都圏や京阪神などの大都市では1LDKから2LDKへ変わるだけで家賃相場が一気に跳ね上がります。家賃が予算オーバーするようならば、建物の築年数を上げていくなど条件を落としていくしかありません。

ゴン家は築年数が浅いほぼ新築の1LDKに住んでいましたが、次の部屋は築年数約30年の2LDKです。内装がリノベーション済み物件なので部屋の中の古さは気になりません。

無理をして築年数の浅めに住むくらいならば、少し条件を下げて家賃を下げる努力をする方が建設的で、浮いたお金を子供のために使うこともできます。

子育て向け部屋の条件をまとめてみた

広めの2LDKでも物件によって間取りや部屋の中の環境は様々です。最後に子育て向けの部屋を決めるために参考になるチェックポイントをまとめてみました。

1.安全であること

「安全第一」です。

安全(=子供の命)は何よりも優先されるべきです。

生まれたばかりの子供は「ねんね」ですが、しばらくすると「はいはい」を始めたり、「つかまり立ち・伝い歩き」を始めたり、「あんよ」ができるようになると行動範囲が広がっていきます。

子育てのために引越しをするならば、子供がある程度成長したことを想定して、間取りに転倒、転落、頭部打撲のリスクを高める箇所がないか隅々まで安全をチェックします。

大きな段差が多かったり、通路が狭いなど動線の確保が難しかったりすると事故のリスクも高くなります。子供は身長が低いので、子供の目線に立ってみて低い位置に頭を打つようなものが設置されていないかなども確認します。

2. 衛生であること

新築や築年数が浅ければ問題ないですが、築年数が古いと汚れが目立ってきます。
赤ちゃんはカビに弱いそうです。特に、風呂場など水回りは念入りにチェックすべきです。

内装をリノベーションしている物件は見た目が綺麗なので騙されやすいですが、築年数が古い物件では配管が傷んでしまっていることがあります。配管のリノベーションまでを実施している物件はほぼないと思うので、水回り設備の管理状況と清掃状況には注意が必要です

3. 広いこと

快適に子育てをする環境として国土交通省のガイドライン通りに都市部で60平米あればいいのですが、場合によってはそれ以下になるでしょう。

子供が生まれると何かと買うものが増えていき、もともとあった居住や収納スペースを圧迫していきます。

狭いのであればスペースの確保をどうするか悩み、できる限り創意工夫していく姿勢が大切です。

4. 周りに同じ子育て世代が住んでいる

1LDKは単身向けです。従って、ファミリー層は少なく、一人暮らしや同棲、結婚して夫婦2人だけのいずれかのパターンになることが多いと思います。

一方、2LDK以上はファミリーが住んでいる可能性が大いにあります。

ファミリーが住んでいるということは、別の部屋にも子供がいる可能性が高いです。そういった環境では「お互い様」ということで、もしも子供が泣き出してしまっても…近所迷惑になることはありません。

子育てをする場合、周りにも同じような子育て世代が住んでいるとストレスを抱えにくくなると思います。

内覧の時、不動産屋に確認するか、自転車置き場や干されている洗濯物を見れば周りの状況も分かると思います。

5. 構造がRC造であること

物件によって「木造」や「RC(鉄筋コンクリート)造」と構造が異なります。子育てを考えるならば「RC」を選びます。「木造」はやめておきましょう。

物件の構造は「遮音性」に関係しますここで、RCを選ぶべき理由は「遮音性」が高いからです。

生まれたばかりの子供は何故か周りが寝静まった夜に泣きます。丈夫なRCであれば子供の泣き声が近所まで響くようなことはありません。しかし、木造となるとその状況は変わり、泣き声が夜でも構わず響きます。

RCは振動にも強いです。

子供が大きくなって動き回るようになった時の足音も気にしなくてもいいのでRCが子育てしやすいと思います。ただし、RCは木造と比べて建築コストが高く、家賃相場が高くなることが欠点です。

6. 1階もしくはエレベーター付きであること

子供が小さいうちは階段があると危険ですし、連れて歩くにも不便です。

ゴン家は1階の角部屋を選びましたが、子供を連れて買い物へ行き、荷物が増えてもベビーカーなどを階段を使わずに部屋へそのまま入れられるので、その点では楽になります。

ただし、1階にも弱みがあります。それは防犯と防虫です。

オートロック付きを選べば防犯面は気にならなくなりますが、高層階の部屋にするのであればエレベーター付きの物件が安心できます。

7. 保育園や保育所が近くにあること

奥さんが専業主婦ではなく、育休を取得した後に職場復帰を考えておられる場合、保育園や保育所の問題は死活問題です。

実際、保育園や保育所は抽選で決まるのでどこに決まるか分かりません。

そもそも自宅から物理的に通える範囲のところに保育園や保育所があることが重要です。

子供が生まれる前から入園したい保育園や保育所の候補を絞っておきましょう。

8. 病院・クリニックが近くにあること

生後2カ月も過ぎると予防接種が始まります。

それまでにもかかりつけの小児科を決めなければなりません。生まれたばかりの子には何が起きるか分かりませんから、総合病院、医療センターなど大きな病院施設も近くにあると安心です。

大人と違って、子供は抵抗力が弱く体調を崩しやすいです。よく「熱が出た」と聞くかと思いますが、自宅から近いところにかかりつけの病院・クリニックがあると安心できます。

引越しを決意したならば

予算を決める

最初に資金計画を立てます。

月々の家賃、初期費用、引越し代に最大いくらまで捻出できるかどうを検討します。間取り2LDKでは初期費用として敷金礼金が安い物件でも30~40万円かかります。そこに引越し代がかかってくるので予算を決めておかないと後々大変なことになります。

引越し時期を決める

引越しのタイミングは早い方がいいです。

よく先輩パパやママから「出産直後や乳幼児期に引越しをするとなると大変だよ」と聞きますが、子供がいて初めてよく分かります。出産直後、子供が新生児期、乳児期の引越しは大変です。

引越すのであれば出産前の身軽なうちにすると負荷がかかりません。妊活中か、妊娠後なら安定期へ入ってからがタイミングとしては狙い目ではないでしょうか。

ただ、それがいいタイミングとはいえ、物件の空き状況というのは時期によって異なります。

人事異動のシーズンである3月や9月は流動的で物件が空く可能性も高いですが、同時に物件を探している人も多いです。良い物件ほど早く埋まっていきます。その他、オフシーズンであっても物件の空は出るので、ハイシーズンは避け、長い目で物件探しをされるといいと思います。新築物件であればシーズンは関係ありません。

引越し代は安く抑える

子育てには何かとお金がかかります。出産も出産一時金が健康保険から42万円支給されますが、それだけでは足りず自己負担になることも多いです。僕の家でも、16万円ほどオーバーしました。

引越し費用を抑えるコツはとにかく複数社からの相見積りを取ることです。

見積を比較して安い業者を探します。ただ、あまりに安すぎると粗悪な業者である可能性も高いので口コミを参考にして絞り込んでいきます。

近距離の場合、大手よりも中小が安いことがあります。不動産屋と提携している業者を紹介してもらうのも手です。

引越しはシーズンによって値段が変動します。3月~4月の超繁忙期は足元を見られるだけでなく、場合によってはスケジュールに空きがなくて断られることもあります。

さらに引越し代を抑えるには

僕の場合、市内での移動でしたので大型家具(ベッド、洗濯機、冷蔵庫など)のみを業者へ依頼し、他は自家用車で何回かに分けて運びました。

そのため、引っ越し費用は3万円くらいで済みました。全てを自分で運べば費用は安くはなりますが、トラックのチャーターなど大変な面も出てきます。2tでいけると思ったのに乗らなかった…となることもあります。

最後に

僕の場合、結婚してから1LDKに2人で住んでいました。当時は子育てのことまで考えて部屋を決めたわけではありません。いざ、子育てが始まるとなると1LDK(40平米程度)では手狭だと感じたので、出産前に2LDK(畳付き)へ引越しました。
僕の場合、結果として2 LDKへ引越しをして「大正解」でした。狭い1LDKでの子育ても工夫次第であり、出来ないとは思いません(僕たちも最初は1 LDKで子育てをしようと考えていたから)。ただ、2 LDKへ移ってから考えると狭い部屋ではやっぱり苦労していたと思います。

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